「うつ」になった目的を考えてみた。

アドラー心理学の紹介

〈目的論〉

アドラー心理学において、「原因論」では事象の解説は出来たとしても、「解決」に至るのは難しいとしている。

いかに目的を達成する為に動いているか、例をいくつか挙げていく。

そして、「原因」は主として環境としてその人に大なり小なり影響を与えはするものの、その環境に置かれた人が全員同じ行動を取ったり、感情を抱いたり、性格を形成するわけではない事から、あくまで影響でしかない事が言える。

 

そこには「目的」がある。

 

そして顕在化しているのは、その人なりにその目的を達成しようとして取った行動や発言、態度だという事。しかもそれらは主に両親との関係性の中で構築して来た「成功体験」が元になっている。

 

〈承認欲求について〉

所属の欲求。

 

〈認知論の紹介〉

認知行動メカニズム+環境

 

自分自身のうつを振り返ってみる。

まずは原因論的な振り返り。

お客さんに嫌な想いをさせてしまったり、代理店から意地悪されたり。上司からは数字を詰められたり、自主性の無さをダメ出しされたり。たまたま提案を快く受け取ったお客さんにも、過去に不具合を経験しておりまた製品特性もそこまで響くものでは無いにも関わらず「世話になってるから」と「お礼として」製品を採用して下さった。しかし当時の自分は自分のサービスの「せいで」お客さんとしてはあまり「採用したくない」製品を採用させてしまった。と捉えて「申し訳ない」気持ちに。

楽しい事も無ければ、嬉しい経験も無い、「役に立てた」という実感を得る経験も無いのでやり甲斐もない、

ただただ迷惑で、邪魔になってる存在。

そんな状況で仕事に行きたいと思える筈もなく引きこもり始める。しかしお客さんの異動のお陰で売り上げが伸び続け、どう見られるかを徹底的に活用したお陰で分かりやすいプレゼンの構成、伝え方が出来、プレゼン大会で優勝、そのタイミングで会社としての重要得意先を任せられる。そこで常に自分が何も分かってない、数字のセンスも無ければ、営業のセンスも無い事を指摘され怒られるのでは無いか、任されたお客さんのレベルに全然追い付いていなく、ヤバいんじゃないかと問題になったりするのではないか、課長職になったばかりのマネージャー経験の無い人間の元で「大丈夫か?」とこちらの非ばかり確認される日々と、言い方が全く人の事を考えていない雑な言葉尻に傷付き、あまりにも大き過ぎる期待とプレッシャー、そしてそれを分かってくれない状況の中の孤独感から引きこもりがちになり、うつを発症した。

 

というのは原因論(〜をされたから、〜だったから)的な観点からのうつ発症メカニズム。

 

その視点に立っている限り、再発しそう(し無さそうとは思えない)し、再発を防ぐには同じような期待とプレッシャーのかかるポジションを任せない、周りの人が心配りしたコミュニケーションを取れる人をその人の周りに置く必要がありそう。

 

「まさにそれが」うつになった目的。

 

 

〈認知行動メカニズム〉

 

アサーションの必要性〉

 

〈自己受容〉