反省

何か自分の非を人に指摘されたときって、

自動的に自分を守ろうとして弁解を始めてしまう。

そしてもっと突っ込まれると、今度はその人の非を責め始める。

この時に互いに立ち返るべきは、『完璧な人間等いない。』という事。

けれどてっきり完璧である事を前提に批判大会をおっぱじめちゃう。

あるいは自分があたかも完璧であるかのように、

また自分の非よりも相手の非の方が重罪であるかのように、

そして最終的には相手と決別してしまう。


この時、始めに貰っていたアドバイス等とは全く関係のないゴールに

たどり着いている事をこの人達は知る由もない。


自分はキリスト教を信じている訳ではないけど、『懺悔』という考え方が

とても勉強になる。どんな重い罪でも、正直に話せば赦される。

それは赦す側にとっても、そして赦される側にとっても救われる事。

「自分は相手を裁く程完璧な人間ではない。」という事を常に心に留める。

そしてアドバイスや、批判に対して、自分を少しでも高めようとしてくれる

その人の温かい心なのだと、感謝をもって受け止めよう。


受け止めるまでは何も意識せず、受け止めてから自分の考えと合っているのかを

考え、消化すれば良い。そうすれば、「自分」を見失わずに生きて行けるのかな。